- しょうち
- I
しょうち【勝地】(1)何かを行うのに最も適した土地。
「百王万代の宝祚を修し置かれし~なれば/太平記 31」
(2)景色のよいところ。~定主(テイシユ)無し〔白居易「遊雲居寺贈穆三十六地主」の「勝地本来無定主」による〕すぐれた風景に, これと定まった持ち主があるわけではないから, 誰でもが心ゆくまで賞すればよい。IIしょうち【小知】少しの知行。IIIしょうち【小知・小智】浅い知恵。 わずかな才知。~は亡国(ボウコク)の端(イトグチ)わずかばかりの才知はかえって国を亡ぼすもととなる。~は菩提(ボダイ)の妨(サマタ)げつまらない知恵があるとそれに妨げられて悟ることができない。IVしょうち【承知】(1)知っていること。 わかっていること。「いきさつは~しております」
(2)聞き入れること。 承諾すること。「解約の件は~できない」
(3)許すこと。 多く否定の形で「許さない」「勘弁しない」の意を表す。V「そんなことをしたら~しないぞ」
しょうち【招致】招くこと。 招き寄せること。VI「外国の演奏家を~する」
しょうち【沼地】しめっぽく泥の深い地。 ぬまち。VIIしょうち【生地】生まれた土地。 せいち。VIIIしょうち【詳知】よく知っていること。「当日の計画を~し居たりけり/経国美談(竜渓)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.